3年半ほどLinuxサーバの勉強のついでにBlogサイトを動かしてきた、さくらインターネットのVPSですが、CentOS6、Apache2.2などとソフトのサポート切れ問題と、ハードの老朽化が進んでいるようでしたので、思い切ってサーバを引っ越しすることにしました。メールサーバやCW Freakのランキング集計機能は安定稼働が必要なので、今後も引き続きさくらインターネットのレンタルサーバー(マネージド)上で稼働させます。
引っ越し先は、AWS東京リージョン上のLightsailです。もともとEC2を使ってWordPressをたてようかと考えていたのですが、LightsailというVPSが$3.50/月と、だいぶお安いことに気づきトライしてみました。
ハードウェアスペック
$3.50/月(約400円/月)
512 MB メモリ
1 コアプロセッサ
20 GB SSD ディスク
1 TB 転送/月
今使っている、さくらのVPS 512MB 685円/月 と同等スペックのミニマム構成です。別途構築手順を書こうと思いますが、メモリが少なすぎてDBがすぐにコケることが判明し、SSDの2GB分をスワップメモリに割り当ててなんとか動かしました。(旧Webサイトはまだ旧サーバ上に置きっぱなしですが、そのうち移行予定)
LAMP環境+WordPress
Linux OS: CentOS 7.6.1810
Webサーバ: Apache 2.4.6
データベース: MariaDB 5.5.60
PHP: PHP 5.4.16
WordPress: WordPress 4.9.8(インストール後、5.0.2に自動バージョンアップ)
手抜きでyumで入る環境にしてしまったので全般的にちょっと古いです。Apache 2.4.37, OpenSSL 1.1.1でTLS1.3ハンドシェイクとかやってみたいのですがまたの機会に。
LightsailはWordPressプリインストールのインスタンスも作れるので初心者にとても優しいのですが、HTTPS化やサブドメインを切ったりすることを考えると、ブラックボックスだと逆に面倒なので、自分で素のLinux OSを入れることにします。ほんとはAmazon Linux2で最新環境が良いのですが、Lightsailは安いだけあって旧Amazon Linuxしか選べなかったので、CentOS 7にしました。ほぼEC2と同じ使い方で、EC2の半額程度の低コスト運用ができそうです。