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RS-BA1 Version2 購入

RS-BA1 Version2が発売されたので早速購入してみました。IC-7610との組み合わせです。

 

RS-BA1 Version2(画面上)

 

まだインストールしたばかりで使い込んでいませんが、とりあえず所感。

・RITが使えるようになりました。これは便利!今までのバージョンでは、同一周波数でSPLITして、受信だけ若干ずらすことで代用していましたが、標準機能で使えるのはかなりありがたいです。

・デュアルワッチ(デュアルウォーターフォールも)が使えるようになりました。私はデュアルワッチを使いこなせるほど同時並行作業ができないので、あまり活躍はしないかもしれません。音声はメインだけで、ウォーターフォールをFIXとCENTERで2つ出すみたいな使い方もあり?サブにFIX、メインにGrid 0.5kのCENTERが出せれば最強なのですが、サブにFIXはだせるもののメインのカーソルが出せなかった。惜しい。

・RS-BA1上の画面のボタンをクリックするとモード変更などができるようになりました。IC-7610はタッチパネルなので、本体の操作に慣れた人には便利かも?私はリモート中心なので、そもそも本体をあまり触ったことがありませんが・・・。

・Version2になったので、送信中の受信設定変更(RFゲインとか、NRレベルとか、フィルタ1/2/3変更とか)ができるようになっていないかな・・・と期待しましたが、ダメでした。送信中の受信設定変更は、RIGの前に座っていると当たり前にできる操作ですが、現状はリモートだとできないです(RFパワーは送信中でも変えられるようですが)。マジメにリモートしている人には相当需要が高い機能だと思いますので、ICOM様、ぜひご対応をお願いいたします。

・Remote Utilityの受信音設定にL/Rミックスチェックボックスがあり、チェックをつけてみたのですが、10秒くらいで勝手にOFFになってしまいます。バグ?仕様?

・旧バージョンも持っていますが、追加購入です。これだけの機能・性能(とくに音声送受信機能の安定性が素晴らしい)で買い切り8,500円は安すぎるなぁ…。ハードを売るためのアプリという位置付けなのでしょうが、もうちょっとソフトウェア開発技術者が報われてほしいです。

 

IC-7610 V1.06 DVI-D映像出力不具合?

最近全く無線ができていませんが、IC-7610が順調にバージョンアップを重ねているようなので、久々にV1.03→V1.06にあげてみたところ、DVI-D映像出力(800×600, DVI-HDMI変換使用)ができなくなっていることに気づきました。遠隔地からリグの画面が見えないのはちょっと厳しいですね。。

V1.03→V1.06:NG

以下のような感じで、色は出ていますが、砂嵐のような表示となってしまいました。

IC-7610 映像出力が砂嵐に(V1.06)

試しに一つ前のバージョンに戻したところ、正常に表示されましたのでV1.06でなんらかの不具合が埋め込まれた可能性があります。

V1.06→V1.05:OK

 

リリースノートを見ると怪しげな修正あり。。。流石にリグレッションテストはされているはずなので、デバイスのディスコンによる設変も兼ねてファームウェアを修正して、新デバイスでは合格だけど、初ロット搭載の旧デバイスに不具合が出たとかいうオチでしょうかね??

どなたか、同じような不具合が発生する方はいらっしゃいませんか?

 

●IC-7610の新ファーム(Version 1.06)

おもな変更点:
・突発的に異常な受信動作になることがある問題を修正
・外部変調入力レベルの修正
・送受信の品位改善
・特定の条件でハングアップする問題を修正
・外部ディスプレイ出力制御に関する修正
・その他、軽微な修正

 


2018/3/13追記

 

ICOMに問い合わせたところ、再現はしないが調査はしてくれるとのこと。今のところV1.05で実害ないですが、バージョンアップが進むと置いていかれてしまうので、そのうち直ってくれるとたすかるのですが。

 


2018/7/29追記

 

V1.10で直りました!ICOMご担当者様、ありがとうございました。

IC-7610 使用感まとめ

10/1に届出をしたIC-7610技適機の単純追加ですが、10/24に受理されている事に気づき、昨日やっと、1kWとリモートの変更届を出しました。これでようやく電波を出せます!

(8月半ばにTSSに出した、移動局の開局申請は未だに音沙汰なし。一度メールで催促しましたが一度も返事なし。いったいどうなってるの??)

 

購入して以来、忙しくてほとんど触れていませんでしたが、少し触って気付いた点をまとめておきたいと思います。

 

IC-7700との比較

・微弱信号の受信:IC-7610 ≒ IC-7700

CWもSSBともに、ほぼ互角に感じました。どっちかが聞こえて、どっちかが聞こえないと言うことはなかったです。

 

・強近接信号の受信:IC-7610 > IC-7700

250Hz ソフトのフィルタで鳴き比べ。IC-7610の方が若干近接信号に強いですね。同じ部屋内で互いにダミーロード+100W送信をして受信を妨害してみましたが、受信対象局が599程度の比較的強い信号であれば200Hz離調で問題なく聞こえます。IC-7700も200Hz程度から聞こえますがキークリック音が気になりました。全く影響がなくなるのがIC-7610で500Hz離調、IC-7700で1kHz離調くらいな感じでしたので、それなりに有意な差を感じました。ただIC-7610はキークリックは少ないですが、抑圧はそれなりに受けるので、無防備にkW局の真横を陣取ることはお勧めしません。

 

・操作性:IC-7610 << IC-7700

当たり前ですが、大きくてつまみの多いIC-7700の方が操作しやすいです。IC-7610はモードの切り替えや、メータ切り替え、TS切り替えなどを画面をタップしないといけないのはちょっと違和感があります。JTとかデジタルモードをやる場合、送信電力変更が2アクションなのも微妙。CWサイドトーンやストレート−キーヤー切り替えなどのCW関係の設定が5アクションくらいなのは結構我慢できないレベル。せめてCWモードの時はMULTIから呼び出せるようにならないものだろうか(この辺はIC-7700も似たようなものですが)。。ガラケーが廃れてきてスマホに移行されてきているのでだんだんと違和感はなくなってくるのでしょうが、やっぱり1機能1ボタンの方が直感的で好きです。

 

・リモートでの操作性:IC-7610  ≒  IC-7700

RS-BA1でのレスポンスは同等で、どちらも非常にいい感じです。RC-28で周波数を変えるのはほとんど現地にいるのと変わらないレスポンスです。LAN直接接続だからこそなせるレスポンスです。IC-7300だとPCを介さないといけないので、こうはいかないはずです。

 

・ACCなどの外部端子からCWサイドトーンが出る:IC-7610 > IC-7700

IC-7700はACCやSPDIFからCWサイドトーンやビープ音が出ませんでしたが、IC-7610はACCからもUSBからも出せます(LANだけ出ない)。リモートでCWをやるのであれば、IC-7610の方が便利です。

 

・作り:IC-7610 << IC-7700

これも当たり前ですが、IC-7700のほうが作りが良いです。IC-7610はAFゲインつまみのがたつきや軽さが安っぽい感じ。ただ、機能には影響ありません。メインダイヤルはガタツキもなく問題ありません。ちなみにIC-7700はメインダイアルのゴムを自分ではめるのですが、それに隙間ができてしまい正直それなりの出来です。購入当時ICOMに確認しましたがそんな程度のものということ。

 

・空中線電力 ・アンテナ端子数:IC-7610 < IC-7700

言うまでもありませんが、IC-7610:100W、IC-7700:200Wです。ベアフットでやる方には結構有意な差になると思います。また、IC-7700はアンテナ端子が4個あるので便利です。アンプを使う人にとっては、どちらもどうでも良い差ですが。それよりIC-PW1にもっとアンテナ端子を増やして欲しいです。リモートだとアンテナ切り替えが面倒なので。。

 

・デュアルワッチ:IC-7610 >> IC-7700

IC-7700はデュアルワッチ機能がないので、IC-7610の勝ち。ただ、リモートでデュアルワッチを使う機会はそうそうないので、私は特に気になりません。リモートだとRITが使えないのでSPLIT機能で代用しているのですが、デュアルワッチはあったらよいなくらいな機能です。DXをメインにやられている方には重要かもしれません。

 

ということで、IC-7700との比較の結果、トータルスペックとしてはほぼ互角ですが、「リモートがメインでかつ、1kWのアンプを持っているのであれば、IC-7610の方がやや優秀」という結論となりました。リモートではなく直接つまみを回したり、ベアフットで運用する機会が多いのであれば、IC-7700も捨てがたいです。

 

 

その他、IC-7610の課題

・送信に入る直前にボツ音が発生

リグの前でオペレートする場合はリレーの音とかぶるのであまり気にならないかもしれませんが、リモートで聞いていると、送信時に「ボツッ」という音だけが聞こえるので結構気になります。これはぜひ修正していただきたいところです。IC-7700はボツ音はしない、もしくは気づかないくらいでした。送信→受信時のボツ音は気になりません。ちなみに、DIGI-SEL ON時に周波数をスイープすると発生するボツ音はIC-7700でも出ていました。これもリグの前でオペレートしていればリレーの音がするので気にならないかもしれませんね。

 

・リモートからだとリグ内蔵アンテナチューナーを強制チューンできない

リモートからチューナーをONにすることはできますが、リグのTUNEボタンを長押ししないと強制チューンができないようです。リモートから強制チューン開始できるように機能追加していただくか、チューナがONで、SWRが悪かったら強制的にチューンを取って欲しいです。IC-7700は後者の仕様だったので問題なかったです。これもぜひ直していただきたいです。全バンド整合の取れたアンテナを用意するか、IC-PW1のチューナを使えば回避はできるのですが。。

 

・LANからCWサイドトーンが出ない

何度も何度も書いている本件ですが、LAN接続ではCWサイドトーンが出ないので、受信音声はPCを介してUSB、送信音声+制御はRIG単体でLANと、2系統必要になっています。CWサイドトーンさえ出れば、受信音声+送信音声+RIG制御をLANに集約できるので、安定性とレスポンスの改善が期待できます。ごちゃごちゃ言ってないでIC-7851を買えよ!と言うお気持ちはわからなくもないですが、それだけのために買える額ではありませんので、ICOM様、ぜひご対応をお願いいたします。。

 

他、何かあったかな??また何か気づいたら投稿いたします。

 

 

 


UHWさんへ

IC-7610 受信(その3)

全市全郡の28MHz CWを聞いてみました。RUNしている局は比較的クリアに聞こえていますが、呼んでいる局はかなり弱いです。プリアンプをON/OFF、NRをON/OFF、RF-GAINを調整してみましたので、動画をご参照ください。

・A/DはIC-7300と同じ14bit?という噂もありますが、弱い信号も一応受信できてますね。

・NR(注:50%位置です)が結構効きます。RF-GAINを右に回しきりの時はあまり効果が感じられませんでしたが、少しRF-GAINを絞った状態でNRをいれるとノイズが落ちます。

 

今回コンテストでいろいろなシチュエーションで受信してみましたが、ローバンドのように隣に強い局がいても、ハイバンドのように信号の弱いときも特段問題なかったです。DXを追いかけるようなさらにシビアな使い方は確認できていませんが、少なくとも国内コンテストでは十分戦力になるのではないでしょうか?

 

 

IC-7610 受信(その2)

全市全郡コンテストの3.5MHz CWを聞いてみました。今回もシャックから60kmほど離れた自宅からリモート受信です。動画1を参照ください。

 

・3.5MHzにおいて、プリアンプOFFであれば、RF-GAINを右に回し切った状態でもOVFは点灯しませんでした(DIGI-SELの出番なし)。またプリアンプ2を入れた状態でもRF-GAINを3時の位置くらいに絞ればOVFは消灯しました。夜間の14MHz以上ではRF-GAIN右回しきりでプリアンプ2を入れてもOVFは点灯しませんでした。

・送信状態に入るときにボツっという音が出て気になります。また、DIGI-SELを入れた状態で特定の周波数をまたぐと同様にボツっという音が出ます。例えば3.510.0、3.514.0、3.518.0の4kHz刻み。あまりいい感じはしませんね。DIGI-SEL OFFなら問題ないです。動画2を参照ください。

・250Hz SHARPのフィルタであれば、隣にkWがいても一応RUNできそうです(抑圧は受けるので可能な限り避けるべきですが)。空いている周波数もあるので、通常は500Hzとか350Hzのフィルタでも大丈夫そうですね。

 

ということで、あまり長時間は聞けていませんが、夜間の全市全郡 3.5MHz CWをという比較的シビアなコンディションで聞いた感じでは、IC-7610は実戦機として必要十分な性能を備えているのではないかと感じました。

ボツ音の課題など細かいところはもう少し時間をかけて調査していきますが、コンテストでも問題なく使えそうです。今回は強い信号の受信しかできていないので、また機会があれば微弱な信号も聞いてみたいと思います。

あと、まだ再現性が低いですが、一旦LAN経由のリモートがつながらなくなると、電源をOFF/ONしないと復帰しない事象が2回ほど起こりました。IC-7700ではこんなことはなかったです。色々いじってみて、おかしなところを見つけたら、ICOMに連絡しようかなと思ってます。まだV1.00ということでいろいろ潜んでいそうな気がしますので、無償ボランティアテスター承りますhi

 

 

 

IC-7610 受信(その1)

リモートで聞いてみました。7MHz CW、フィルタ特性 SHARPです。

詳細なレビューをお待ちの方には物足りないと思いますが、取り急ぎ適当な動画とショートコメントです。

・プリアンプ、DIGI-SEL切り替え時のボツっという音が気になります(LAN経由のリモートだからかも?)

・SHARP特性のフィルタは500Hzでもよく切れますね。200Hz離調は無理でも、300Hzくらいなら500Hzのフィルタでもいけそうです。7700ではSOFTしか使っていませんでしたが結構使えるかも。

・OVFに関しては受信に支障はないと思いましたが、よく聞くと7.015受信中に限り、バックグラウンドに若干変な音(ポーという連続音)が出ているような気がします。OVF点灯させないに越したことはなさそうです。

 

 

IC-7610 購入しました

IC-7610 購入しました。先週問い合わせをしたときは予約のないお客様は1~2か月程度と言われていましたが、なんと発売から1週間以内に届いてしまいました。早すぎてこちらの心の準備ができてませんhi

9/29(金)20:30頃に上田市の自宅に着いたので、開封することなくそのまま車に積み込み北上、実家の飯綱町に仮設置してきました。

 

やったこと

・IC-7700に接続されているケーブル類を移行。ACC1とACC2、CI-Vはコネクタが共通なので、挿し替えるだけで移行OK。IC-PW1連動もすんなりいきました。

・IC-7700で使えていてIC-7610で使えなくなったケーブルはSPDIF×2本と、RS-232C。これらはUSBケーブル1本に置き換え。他、ケーブル変更しないといけなくなったのはディスプレイの外部出力ケーブルで、もともとVGA – VGAケーブルをPCのキャプチャボードに取り込んでいましたが、IC-7610はDVI-Dに変更されてしまったのでDVI-D – HDMIケーブルに変更しました。キャプチャボードがVGAとHDMI両方に対応していたのでケーブルの買い足しだけでOKでした。キャプチャ画面とIC-PW1のメータをWebカメラで撮影したものをOBS Studioで結合して、リモートで機器の状態を見れるようにします。

・IC-7610はIC-7700と同様にRX-IOがついていて素晴らしいのですが、IC-7700にあったプリアンプ駆動用の12V電源出力がありません。これは仕方ないので外から供給してあげる必要があります。ただ後述しますように、プリアンプONでOVFが点灯してしまうので、外付けプリアンプはそもそも不要かもしれません。

・IC-7700からIC-7610への変更で不要となったケーブルで一番大きかったのは、ヘッドホン出力-PCのマイク入力ケーブルです。今までACCからもLANからもSPDIFからもCWサイドトーンが出なかったので、リモートの受信音声はこのケーブル一本に頼っており、ノイズは乗るし、AFゲイン位置によって音量が変わってしまいストレスを抱えていましたが、IC-7610ではUSBにCWサイドトーンが重畳されるようになったことでようやく解放されました。このケーブルをなくすためだけに30万も払ったわけですが、アホすぎますね。

・最後にLANケーブルを挿し替えてIC-7700からのリモート移行作業。IC-7610のLAN設定と実家のルータ設定、クライアント側のRS-BA1設定変更。なんら問題く一発で動作。やっぱりICOMのリモート環境はよくできている。

 

雑感

今回は時間が無く30分くらいしか触れていなく、仮設置ということで実戦での受信性能のレビューができず申し訳ありませんが、思ったことを少し書いてみます。

・まず、小さい、軽い。IC-7700はでかくて重くて、箱から出すだけでも非常に苦労しましたが、これであれば気軽に設置できます。

・ICOMからの回答通り、USB経由でCWサイドトーン出ました!まだリモートで聞けていませんが、第一段階はクリア。LANからはやっぱりCWサイドトーン出ませんでした。ICOM開発ご担当者様、今後のバージョンアップでLANもUSB同様にBEEP ON/OFF機能追加を強く望みます。

・OVFについて:巷で騒がれているOVFですが、どのバンドでもプリアンプ2を入れるとOVFが点灯してしまう(プリアンプ1は点いたり点かなかったり)。プリアンプOFFであればどのバンドでも問題なし。DIGI-SELを入れると、例えば7MHzのCW場合7.1MHz以上のノイズレベルが下がるのがバンドスコープを見てわかりましたが、7MHz CW帯域内の近接した信号のOVFに効くかは不明。ただ、今のところOVFが点灯しても受信に支障はなさそうですね。詳細はコンテストに投入して確認が必要です。

・近接信号について:14MHzで比較的弱い信号を聞きながら、IC-7700(200W送信)+ダミーロードで当該周波数±500Hzを行き来してみました。フィルタ250Hzの状態で、受信周波数から300Hz以上離れていればまあまあ聞こえましたが、多少抑圧を受けます。RMDRが素晴らしいという触れ込みなので期待してみましたが、強力な近接信号がいればさすがにノーダメージでは済まなそうです。IC-7700で逆の試験をしてみようと思いましたが時間が無く断念。別途確認が必要。

・気づいたUIのダメな点:ボタンの配置や操作性は完全にIC-7700に軍配。よく使うFILTERやAPFのキーが背の高いつまみの間に入っていてすごく押しづらい。また、LCD下のキーがIC-7700より少ないのはしょうがないですが、MP-W、MP-Rなんていう誰が使うかよくわからない無駄なキーが目立っている。このへんはテンキー下あたりに持って行って、もうちょっと設定関係の優先度をあげたほうがよかったのではないかと思ってしまいました。DIGI-SELを売りにしているわりに3アクションくらいしないと触れない。IC-7700と比べるとつまみ類の質感やガタつき、回し心地がプラスチッキーで若干おもちゃっぽい(性能に影響はないですが)。いまさらながらIC-7700のUIの使いやすさに気づいてしまったかもしれません。UIは値段相応かな。ただリモート運用がほとんどなので、コンテストで使い物になるのを確認できれば私にとってIC-7610はちょうどいいスペックのリグです。

・IC-7610だけではなくICOM機全般ですが、CWサイドトーン音量を変更するのが階層が深すぎて大変なので(IC-7610ではなんと5階層!これは取説見ないと到達すらできません)、MULTIキーあたりで変えられるようにしてほしい(可能であればKEY-SPEEDと同レベルの優先度で専用つまみが欲しい)、AFゲインにCWサイドトーン音量が追従するのをOFFにする機能を追加してほしい。

・私は手を出していませんが、父親のほうがディジタルモードの設定にはまっている様子。SPDIFがなくなってUSBになったこと、仮想COM周りでまだうまく動かないらしいです。ディジタルモードメインでIC-7610導入予定の方はご注意ください。

 

IC-7700の上に仮設置。リモートで状況を確認するためのキャプチャ画面とPW1のメータ(左)

 

今回は免許状の指定事項に変更がないので届出になると思いますが、第二送信機にIC-7610の追加→第一送信機のエキサイタに移動して第二エキサイタとして追加(第二送信機は撤去)→第一送信機の第一エキサイタからIC-7700の撤去(本当に撤去するかは未定)という順に、工事設計を変更していく予定です。IC-7700 のときもそのようにやって、検査なしで1kW局のエキサイタの取り換えができました。

 


2017/10/1 追記

とりいそぎ電子申請liteで、第二送信機へIC-7610の追加の届出をしました。これで一応使えるようにはなりましたが、今回は100W技適機の単純追加なので、まだ1kWとリモート送信はできません。

受理されたら次のフェーズで1kWの第一送信機のエキサイタとして編入(IC-7700とIC-7610の切替 + IC-PW1)&第二送信機撤去、そしてリモートの届出をします。今月中にはここまでいけるかな?

 

 

IC-7610 USBにはCWサイドトーンが出る!

IC-7610を検討していて、LANからはCWサイドトーンが出ない(詳細未定)という回答をもらい、購入を保留していました。

先日取説が公開されたので中身を熟読したところ、13-7 セットモードにて、USB AF出力 ビープ出力のON/OFF機能が付いていることに気づきました。i USEに「ビープ出力とはCWサイドトーンも含みますでしょうか?」と質問をしたところ、「含まれる」とのこと!IC-7700はヘッドフォン出力以外、頑なにCWサイドトーンが出ない仕様ですが、IC-7610はLAN以外からは全て(たぶんACCからも)CWサイドトーンが出るようです!

残念ながらLAN 1本では完結しませんが、現状ヘッドフォン出力をPCのマイク端子に取り込んでいることを考えれば、ノイズの低減と、本体のRFゲイン位置に左右されないという2つのメリットを享受できるので、受信音声だけUSBから取り込むというというのもありなのではないかと考えました。

ということで早速購入予約しました。納期は1〜2ヶ月程度だそうです。

当分先ですが、届いたらIC-7700と鳴き比べしてみようと思います。IC-7610がちゃんと実戦で使えるのであればIC-7700は売却予定ですが、実力は如何に?

悲報…IC-7610のLAN接続もCWサイドトーンが出ないらしい

追記あり

IC-7700をリモート用に使用していますが、LAN接続(SPDIF出力も)CWサイドトーンが出ないことを不満に思っており、IC-7610に買い換えようと検討をしてきましたが、どうやらIC-7610もCWサイドトーンが出ないそうです。

ポチる寸前に念のためICOMに問い合わせしましたが、確認して正解でした。これで買ってまたCWサイドトーンが出なかったら終わってましたね。

私も某メーカで設計をやっているので、一ユーザの要望ために膨大な工数を費やすことはできないというのは理解しているつもりですが、CWサイドトーンをデジタルで合成するのってそんなに工数かかるものなんですかね?IC-7700買った後ICOMさんとはこの件でだいぶやりとりしたのですが、次期製品に対応していただけなかったというのは本当に失望しました。今後の製品開発の参考に・・・みたいな回答がありましたが、2年以上前から問題提起しているよ!!

 

※海外製の優秀なSDRがあるのにいまさらIC-7610買う奴なんているの?みたいな意見もあるようですが、オールインワンになっていてLAN接続のみでPCレスリモート運用ができることに非常に意味があるのです。私はリモート環境が安定するまでしばらく導入予定はありませんが、もし優秀なSDRを使いたいならIC-7610(+IC-PW1)を送信機に使って、受信用にSDRを増設すればいいかと。RS-BA1は音声を飛ばすためだけに使ったとしてもすごく優秀なリモートシステムですので、RC-28とのリグの制御も含めるとこれを使わない手はないです。まあ、CWサイドトーン出ないのなら買わないですが。

そもそも、リモート環境を構築する人で、コンテストで戦えるぐらいガチで構築する人ってあまりいないんですかね??CWサイドトーン出ない=RS-BA1の機能でCWを打つことを想定しているのでしょうが、そんな生ぬるいやり方じゃ、コンテストはおろか普通のQSOすら快適にこなすのは厳しいのではないかと思ってしまいます。

ICOMさんは、LAN接続でリモート制御する人はどのくらいのレベルのユーザを想定しているのか、すごく疑問です(ビギナー級のリモートユーザは7300のPC USB 仮想COM接続で満足するのでは?ホントかどうかは知りませんが7610買うくらいなら7300 3台買うっていう人もいるようですから)。せっかくLANで直接制御できる素晴らしい仕組みを持っているのですから、もうちょっと高い次元で生かしていただきたいです。このレベルの中途半端なLANを付けるくらいならUSBのみで十分ではないかと。私がいけないのですが、LANが付くということで過度の期待をしてしまいました。

ここまで書いておいてあれですが、リモートでコンテストをやるのであれば他メーカや海外SDRの組み合わせではなくICOMを選びますけどね。構築が楽だから。

 


2017/8/29 追記

ICOMより回答に訂正が入りました。まだ発売されていないので、本件に関するお知らせできる情報はありません、とのこと。

期待を抱かせないような回答をされたのでしょうが、もしかするとファームのバージョンアップで対応できるハード構成なのかな?ただ、少なくとも発売日当日の対応はなさそうな感じです。

 

あと本件とはあまり関係ありませんが、失礼ながらICOM機って総じてCWサイドトーンに対する意識が低い感じがしますね。CWサイドトーンって、シビアにCW運用するときの命綱だと思っていますが、この辺りあまり理解されていない様子。昔、FT-920をメインで使っていた時代(50W改造してまだもってますよ!移動免許流しちゃいましたけど)、CWサイドトーン調整つまみもサイドトーン音量も完全に独立していて調整がすごくやりやすかったです。

ICOM機は、おせっかいにもAFゲインとCWサイドトーン音量が連動してきますが、コンテストで微弱な信号を受信するときに自局のCWサイドトーンの音がでかすぎると相対的に受信信号が小さくて受信に苦労するので、可能であればAFゲインを上げても勝手にサイドトーンボリュームを上げないでほしいです(微弱信号に苦しむときは受信中だけAFゲインを上げて、送信中は耳を休めるために下げるというアホみたいなことをやる必要あり。こんなことしてるのは自分だけ?)。ちなみにIC-7700やその前使っていたIC-756pro2ではCWサイドトーンレベルを3%〜5%くらいにして結構控えめで使っています。本当は超微弱な信号に呼ばれた時はリモートからもサイドトーン音量調整をしたいんですが、さすがにマニアックすぎてメーカに要望は出せないです 笑

 

リアルタイム イコライザーソフトを使ってみた

無料のイコライザーソフトを見つけたので使ってみました。Equilizer APOというドイツ製(たぶん)のソフトです。周波数やゲインの微調整が自由自在にできて便利です!一旦ONにしておくとアプリを落としていても設定は有効みたいです。(唯一の不満は、間違えて「―」ボタンを押すとせっかく登録した設定が消えてしまうことくらいでしょうか)

私は基本的にリモート運用しかしていないので必ずPC経由で音声を聞きます。このためPC上で動くイコライザーはベストマッチしました。

試しに、+10dBのCW用オーディオピークフィルタを適当に作って、かけてみました。Rigのセッティングは、IC-7700のオーディオスペクトラム(2)で紹介した、以下のセッティングにしています。

  • BW 500Hz / Roofing 6kHz / Soft
  • NR ON(30%くらい)
  • Pre Amp OFF
  • RF GAIN 80%くらいに絞って、台形が目立たなくした
  • AF GAIN最大
equalizerAPO
+10dB APF

 

RFgainLow2
RF GAIN 80% / NB 30% ノイズフロア

 

夜間の14MHzを聞いてみた感じをアップします。ヘッドフォン出力をPCに取り込んで、リモートで聞いたものです。台形を目立たなくしたことで、巷で言われている「コー」という低周波ノイズは比較的目立ちにくくなったと思います(ボリュームを大きくすると聞こえますけど…)。強い信号に埋もれた弱い信号もまあまあ聞き取れていい感じかと思います。

 

最後に比較的弱い信号。一応聞き取れます。